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HOME | married couple | アスペルガー症候群とカサンドラ症候群

その心身の不調はもしかしたらパートナーのアスペルガー症候群が原因かもしれません

モラハラだと思っていたことが実はパートナーのアスペルガー症候群によるものだった、というケースがあります。
 
仮にそうだったとしても、

健全なコミュニケーション(双方向的なコミュニケーション)がとれない、
共感を得られない、
愛情を感じられない、
突発的な行動、言動に振り回されてしまう、


という苦しみから逃れられるわけではないのですが、

故意の発言や行動によるものではない、
単に性格による発言や行動によるものではない
ということがわかるだけでも少し心に余裕ができるのではないでしょうか。

暴力・暴言(DV)も多いですが、性格が原因によるものとは異なるので対応も変わってくるかと思います。
決して元々の性格として、攻撃的・わがまま・冷淡等があったわけではなく、アスペルガー症候群が原因のものだからです。
結果だけ見ると同じモラハラ行為のように見えますが、相手の気持ちをわかった上で行われる真正なモラハラとは違うということを覚えておいてください。
 
アスペルガー症候群の方の家族(主に配偶者)が、

抑うつ
自律神経失調症
自己評価の低下
偏頭痛
パニック障害
動悸
不眠


等の症状が出ることをカサンドラ症候群といいます。

アスペルガー症候群の特徴である、
相手の視点に立つことの困難さによって、
心無い発言や行動に傷つけられた結果、上記のような症状が起きます。

決して心無い発言や行動を故意にしているわけではないところが、される側にとってどこにはけ口を求めて良いのかわからないもどかしさを生みます。

一人でいる時よりも一緒にいる時の方が孤独を感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そのような孤独感から、お子様がいらっしゃる方ですと、
はけ口をお子様に求めてしまい、毒親(毒母)化し、お子様をアダルトチルドレン化させてしまうこともあります。


カサンドラ症候群は男女関係なく起きますが、

最近では、定年を迎えた夫が家にいる時間が長くなり、会話が増えることによって不可解なコミュニケーションが露呈し、このような症状を訴える妻からの相談が増えてきました。
「今まではイライラさせられることはあったけど、男の人はこんなものだろう、とあまり気にしていなかった。でももう限界。」
という声が聞かれます。
このような理由で熟年離婚に発展するケースも多いです。

アスペルガー症候群やカサンドラ症候群というものを知っていただくだけで、
「今までの不可解なことはこういうことだったんだ。もっと早く知りたかった」
と安堵されるお客様もいます。

アスペルガー症候群の特徴として、

相手の視点に立って考えることが苦手
自分と他人の区別がつきにくい

場の空気を読むのが苦手
会話の行間を読むのが苦手
言われたことを文字通り受け取ってしまう
思い込みが激しい

冗談や皮肉がわかりにくい
過集中

などが挙げられます。
※よくあるご相談例や特徴はこのページの最下部にあります→クリック


共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です。
よくある話

よく言われるケースとしては、

妻が風邪で寝込んでいる時の例。
アスペルガー症候群の夫が「まだごはんできないのか」と言い、妻が「体調が悪いから買ってきて」と言うと、自分の分しか買ってこなかったり、自分の好きなものを買ってきたり。
妻のニーズや感情が読み取れず、「大丈夫?」という心配の言葉はなかなか出てきません。


ノロウイルスにかかったにも関わらず、牛丼やとんかつやカップラーメン等、胃に悪いものばかり買ってきたというケースもあります。
普通の感覚であれば胃に優しいものを買ってくると思いますが、「胃に優しいものを買ってきてね、例えば〇〇とか□□とか」と具体的に伝えないとわからないのです。

もう一つよく言われるケースとしては、
妻が「ちょっと忙しいから子どもを見ててね」と言ったら、(小さい)子どもが包丁などを手にして危ない状況にも関わらず、文字通りただ見ているだけ、というケース。
「ちゃんと見ててと言ったでしょ」と言っても、「だから見てたじゃないか」という反論が返ってきます。
発言の裏にあるメッセージを読み取ることが難しいのです。


このようなことが日常では、上記のような身体症状が出てきてもおかしくないですね。

たくさんのご相談を受けて感じることは、

妊娠・出産時に特に妻に対する思いやりのなさが露呈するようです。
離婚に踏み切る原因となることが多いようです。


また、

こだわりが非常に強い
興味の対象が極端に偏っている
という特徴もあり、良い形で現れればとてつもない才能となります。

今の日本がこれだけ成長できたのも、アスペルガー症候群の人たちのおかげだという声もあるくらいです。

アスペルガー症候群の人は自分の発言や行動によって周囲がなぜ困っているのかわからない、
自分が変わる必要性を感じない、

ということが周囲の人にとってお辛いところです。

なぜそこまで細かく説明しないとわからないのかというイライラが生じてしまいます。
イライラをぶつけても伝わらないので空振り感が出てしまいます。

最近は職場でも問題が生じていて、「職場カサンドラ」という言葉も出てきており、夫婦だけの問題ではなくなってきています。
会社の人事の方は特に知識をつけ、現場を見ていただきたいと思います。
アスペルガー症候群の方が上の立場になっていくことで、周囲が振り回されたり傷つけられ、うつ病等の精神疾患になり、退職や休職になってしまっては、会社の財産が大きく失われることになります。
アスペルガー症候群の方本人だけが自分のせいで周囲が振り回されていることに気が付いていない、という状況ほど悲劇なことはないのではないでしょうか。


共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です。
カサンドラ克服には共依存・ACの克服が最善策

カサンドラ症候群に陥る方の大半は共依存やアダルトチルドレンの特徴を持っています。
チェックリストをしてもらうとかなりチェックがつきます。

「あなたのためにという自己犠牲」「自分よりも相手優先」「~すべき」「~でなければならない」「自由になれない、自由に罪悪感」
等の思考がカサンドラ症候群を加速させます。

「自分が変われば相手が変わる」とよく言われますが、アスペルガー症候群の方相手には正直それはあまり当てはまることは少ないです。
皆さんがそれは綺麗事だとおっしゃる気持ちも大変よくわかります。
ですが、自分が変わればアスペルガー症候群であるパートナーに対してイライラしたり気になることは大幅に減ります。
相手はあまり変わることはないけれど、パートナーに対する見方が変わるからです。
なぜ自分だけが変わらないといけないのか、という不満は当然あると思います。
ですが、夫婦関係が改善するかどうかは別として、共依存やアダルトチルドレンの特徴は克服できるわけですから、何も得られないということはありません。
変わらない相手をどうにかしようとしてストレスを溜める時間を、自分を変える時間にシフトしてみても良いのではないでしょうか。

「自分を許せるようになれば、相手を許せるようになる」
という綺麗事を言うつもりはありません。
自分を許せるようになった結果として「なんか相手のことも許せるようになったな」となれば最高ではありますが、そこまでは自分に求めなくて良いと思います。
当然「相手を許すために自分を許せるようになりましょう」とも言いません。
それこそまだ「あなたのために」が発動していますからね。
自分が変わることだけに焦点を当てましょう。

カサンドラ症候群の方はいろいろなことを一人でできる優秀な方が多いので、毎日の生活を恨みやストレスで過ごしてしまうのはあまりにももったいないと思います。

誰かのために自分が変わるのではなく、自分のために自分を変えましょう。

そのお手伝いができればと思います。

アスペルガー症候群のパートナーとどう接していくか

どういった話し方や聞き方をしていくと良いのか、アスペルガー症候群の方の話し方や聞き方や捉え方や怒りについて覚えておいてください。

カサンドラ症候群の方にとっては、
「なぜこんなに自分だけが努力しないといけないのか」
という思いがあると思いますが、
以下の内容について実行しないことによってより一層事態が悪化することを考えると、小さな負担を受け入れておいた方が良い面もあります。
決して「我慢しなさい」と言っているわけではありませんのでご了承ください。
また、「これまでも既にやってきた」という方もいるかと思いますが、アスペルガー症候群の程度によっては以下のことだけで改善する夫婦がいることは事実ですので、一応掲載しています。

<話し方の注意点①>
具体的に(誰が、何を、いつ、どこで、どうやって、というように)説明し、曖昧な表現は避けることが大事です。
主語や述語を省略することなく丁寧に話しましょう。

(後述していますが)報告・連絡・相談をする必要性が理解できないという特徴がありますが、それについても「何かあったら報連相してね」ではいけません。

「何かあったら」の部分も具体的に示す必要があります。

<伝えたいことをどう表すか>
書いて見せること、書いたものを壁に貼っておくことも大事です。
なぜなら、「その場限り」が多いからです。
ある状況から離れるとその瞬間に忘れてしまうからです。
「言った言わない」で揉める時間を少しでも減らすようにしましょう。

<アスペルガー症候群の方の話し方の特徴とその聞き方>
また、突発的な行動・言動に振り回されることで悩まれている方が非常に多いですが、その行動や言動の裏にはちゃんと理由がある場合が多いです。
理由なくしているということは稀です。

なぜ突発的に見えるのかというと、その理由をあなたに伝えているつもり、伝えていたはずという認識だからです。
本人としては全部話しているつもりなのです。
逆に言うと、途中から話している、あるいはどこかの部分を抜いて話している、という認識はないのです。
自分が考えていることは相手も当然知っているという前提で話しています。
必然的に言葉が足りなくなります。

こちらが急かしたりするとパニックになり、さらに言葉が足りなくなりますので、急かさずに「ちゃんと聴いているよ」と相槌を打ちながら聞くことが大事です。

何か情報が抜けているような時には、
「前置きがない!」
「事前に話しておいてよ!」
等のように感情的、そして否定的にならず、
「1から説明してくれると助かる」
というようにお願いしてみてください。

<アスペルガー症候群の方の怒りについて>
また、アスペルガー症候群の方は怒りっぽいところがあります。
怒りに悩まされている方も多いと思います。
この怒りはあなたに対して怒っているというよりは、パニックで怒っていることが多いです。

たくさんのことを同時に考えたり行ったりということが難しいため、一度に多くの情報が舞い込んできた場合に湧き上がる、「どうしたら良いのか」というパニックが怒りに変換されるのです。
定型発達の方との怒りとは異なる意味を持つということです。

自分の気持ちがなかなか言葉にならないもどかしさが怒りになることもあります。(単純に感情を言語化することに時間がかかることが原因であったり、感情を表す語彙が少ないことも原因となります)

上手くできない自分への怒りの場合も多いです。

<話し方の注意点②>
そのため、何か話し合いをする時には、議題を一つに絞って行った方が良いです。
例えば、今日は経済的なことについて、明日は子どものことについて、のようにです。
もちろん議題を一つに絞ると言っても他の話とどうしても関連してしまうので難しいとは思いますが、できるだけ考えることを少なくしてあげる努力は必須です。

マルチタスク(複数の作業を並行して行うこと)をシングルタスク(一度に一つずつ作業を行うこと)にしてあげるイメージです。

また、複数人での話し合い等では一度にいろんな人が話し出すとパニックになってしまいますので一人ずつ話しましょう。
そして話についてきているかどうか確認しましょう。
話題が変わる場合も変わることを明示してあげましょう。

<話し方の注意点③>
また、アスペルガー症候群の方は、すべての人に当てはまるわけではございませんが、耳から情報を得て理解することが難しい傾向にあります。

長々と話して聞かせるのではなく、時にはメールやメモにして視覚的にわかるように伝えることも大事です。
文章にしても、長文ではなく、箇条書きにしてあげると情報量が多過ぎることがなく、わかってもらいやすいです。

そして、早口で話したり、声を大き過ぎないようにすることも大事です。
なぜなら、責められているように感じてしまうからです。
責められていると感じると、責められていることそのものに気が入ってしまい、話の内容が入っていかなくなります。

単に質問をしただけで責めているつもりはないのに批判や攻撃と受け取られるケースがありますが、前置きとして「今から言うことは批判(攻撃)じゃないよ」と伝えると良いです。

<アスペルガー症候群の方の地雷について>
話し方全体の話をしてきましたが、話す際に使うワードにも気を遣う必要があります。
なぜならアスペルガー症候群の方には「地雷ワード」がとても多いからです。
地雷ワードは違う文脈で使っても地雷ワードになり得ます。
ですので地雷ワードとわかったワードはどんな話の内容でもなるべく使わずに別の表現を使うか、もしくは使うにしても相当慎重に使った
方が良いということです。

どういうことかというと、極端な例ですが、

[離婚
をしたくないと思っているアスペルガー症候群の方で「調停」という言葉が地雷ワードの場合]
相手の方が「二人ではなかなか話ができないから円満調停という方法もあるよね」と言った場合、「調停」という言葉を聞いた瞬間にそれに反応して怒り狂うことがあります。
酷い場合には「そっちがその気なら戦おうじゃないか、容赦しないぞ」などと言う方もいます。
「調停」=「戦い」という思い込みが自分の脳を埋め尽くすのです。
相手の方は戦うつもりはなく、しかも離婚調停ではなく円満調停と言っているにも関わらず、「円満調停」の「円満」の部分がかき消されてしまうのです。
「調停といっても離婚調停だけでなく円満調停もあるけど…」のような前置きが必要だということです。

また、「なんで~できないの!」というような定型文や形式にも反応します。
地雷定型文です。
例えば「なんで〇〇できないの!いつも最初にこうして次にこうしてって言ってるじゃない!」と言うと、「なんで~できないの」という形式に反応して大事な〇〇の部分や後半の部分がまったく頭に入らず逆ギレということが起きます。
フリーズ→パニック→怒り→それ以外考えられない→話ができない
という悪循環に陥ります。
言葉選びは慎重にする必要があります。

まとめると、特定の言葉に過剰反応することがあるということです。
単に事実を伝えているだけなのに、なぜか「否定された」と思い込んで激怒し、論点がズレ、話ができなくなるというケースもあります。
相手からの否定のないひとりよがりの自己防衛が始まります。
ですのでなるべく
前置きとして「否定しているわけじゃないからね」とつけることが大事ですが、このようなことがあまりに続くと、
今度は「否定」という言葉や「否定しているわけじゃない」という言葉に反応してフリーズすることもあり、ここまで来ると悲しくなりますよね。

<まとめ>
以上をまとめると、

・一度に複数の情報を与えず、何事も一つ一つが基本

・(口頭にせよ、文章にせよ)短く簡潔にゆっくりと言葉選びを慎重に具体的に伝える

・何か抜けや勘違いがあるのではないかと思考回路を気にしながら話を聞いてあげる

となります。

以上となりますが、すべてを意識して生活するのはとても大変なことだと思います。
本人がアスペルガー症候群であると自覚しているか自覚していないかで結果は大きく変わります。
多くのお客様を見て思うことは、カサンドラ症候群に陥っている方はこの辛さに共感してくれる人が一人でもいれば頑張れるようです。
ある程度長い期間頑張れないとアスペルガー症候群の方とせっかく積み上げた良い関係もちょっとした気の緩みや落胆から出る一言で崩壊してしまうことがあります。
共感者は必須だと思います。
ただしカウンセラーのような専門家やアスペルガー症候群の方と生活したことがある方を選んでください。
理解のない方に相談すると、一つ一つのエピソードを「小さい話・よくある話」と受け取られ、二次被害を受けてしまうからです。

いろいろと特徴を書きましたが、
もちろん安易にアスペルガー症候群だと決めつけず、ちゃんと病院で診てもらってくださいね。

共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です。
診断されなかったからといって…

病院に行き、診断されなかった方で「自分はどこもおかしくない!」と開き直る方がいらっしゃいますが、パートナーが困っている以上、解決する術を一緒に探さなくて良いわけではありません。

また、グレーゾーンと言われた方で「はっきり診断されたわけではない!」と開き直る方がいらっしゃいますが、グレーと言われたものを0と考えてしまっているそれ自体がアスペルガー症候群を疑われてしまう理由になります。

いずれにしてもパートナーだけに変化を求めるのは間違いです。
コミュニケーションは二人で成り立つものですからね。


認知特性
を知ることも大切ですね。

 

アスペルガー症候群と共依存関係が成立しやすい理由

アスペルガー症候群の人は共感が難しい上、共感を表現することが難しい、または表現することに価値を見い出せないため、パートナーに対して冷たい言動や行動になりがちです。

プレゼントを渡しても、
「こんなものはお金の無駄だ」
と言った言動が自然に出てしまうのも、
プレゼントそのものの価値云々ではなく、プレゼントを交換することが気持ちの交換であることと認識できないところにあります。

このような言動は、正しいか正しくないかで判断しようとすると、どちらでもありません。
正しいとも言いづらいし、正しくないとも言いづらい。

その上、当然のように自然に発するので、
言われたあなたが、
「自分が悪い(おかしい)のかもしれない」
と思うことがあっても不思議ではありません。

あなたが「共依存」や「アダルトチルドレン」のチェックリストにあるような特徴を持っていれば、

自己肯定感が低いので、
自分が悪いのかもしれないと思ってしまう土台ができており、
さらに発展すると、
「自分しかこの人の相手をすることができない」
「自分しかわかってあげられる人がいない」
というところまで行き着いてしまいます。

いつしか、
「なぜ自分がこんなにわかってあげようと努力しているのにあなたはわかってくれようとしないのか」
という怒りや恨みに変わってしまいます。

怒りや恨みをぶつけてもそれが伝わらず、もどかしさを感じながらも、
「自分しかこの人の相手をすることができない」
「自分しかわかってあげられる人がいない」
に逆戻りします。

また、
「この人は離婚した後に一人でやっていけるだろうか」
という同情も離れられない要因となることが多いです。

こうして共依存関係が成立し、お互いに不満を抱えながらも離れられない状況になります。

カサンドラ症候群の方に機能不全家族育ち(毒親持ち)が多いのも特徴です。

自分の気持ちを引っ込めたり、我慢したり、理不尽で不可解な発言や行動に必要以上に理解を示してしまったり、疑わずに真に受けてしまうことが原因です。

共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です。
アスペルガー症候群の言動・行動・思考パターン

夫婦の間では小さな積み重ねが大きなストレスになります。
アスペルガー症候群の影響、あるいはモラハラとは必ずしも言えませんが、
上に挙げた例以外に実際によくご相談を受ける例や言動・行動・思考の特徴を挙げたいと思います。
共感力と想像力の欠如が生むすれ違いです。

また、以下のような特徴を知っておくと、

「自分が悪い(おかしい)わけじゃなかったんだ」「自分に魅力がないわけじゃなかったんだ」
などという気付きにより、不要で過度な自己肯定感(自己評価)の低下を免れることができ、カサンドラ症候群を脱し共依存を克服できます。

・「目に見えないもの」についての共感力や想像力が乏しく、自分の見えている世界だけが現実である

→「目に見えないもの」の中には「自分以外の人の心」や「過去や未来等の時間」も含まれます。
→自分が会社にいる時に妻がいかに自宅で家事育児に追われているかの想像がつかないことが原因で「おまえはずっと家にいれて良いよな」という発言が生まれます。悪意ではなく、本当に想像ができないだけの可能性もあります。

・過去と未来がなく、あるのは今現在だけ
→ケンカをしても次の日にはリセットされるので何もなかったかのように接してきます。こちらだけがモヤモヤしていてバカらしく感じることもあると思います。
→過去がないので物事(関心のないもの、理解できないものは特に)を忘れやすいです。
→過去からの積み上げや流れがないので、話がかみ合わなかったり温度差が生まれます。

→未来がないので行き当たりばったりが多いです。

・基本的に報告・連絡・相談をする必要性が理解できない
→従って、報告・連絡・相談をしません。し忘れているわけではありません。する必要性と、するにしてもタイミングがわかっていないということです。
→自分の考えていることは相手にも通じている、と感じることが起因しています。
・何をいつ誰にどのくらい報告・連絡・相談すれば良いかわからない
→相手が何を知っていて何を知らないかの想像ができない、つまり相手がどういう情報が必要なのかがわからないということが理由です。

・周囲の人のフォローや気遣いのおかげで上手くやれていることに気付けない

→自分は問題がなくむしろできる人なんだ、という思い込みにつながります。気が付けないので当然感謝もできません。

・何かに集中していると他のことに注意が向かなくなる(過集中)

・何かに集中していると話しかけられていることに気が付かない

→聴力が悪いわけではないですし、あなたを無視しているわけではないということです。

・一つ新しいことをインプットするとその分他の何かを忘れる
・周囲の意見を、まるで自分が考えたかのように言う、意見を横取りする
→他人の脳内と自分の脳内の区別が曖昧なことが原因で、もちろん横取りしている感覚はありません。

・短期記憶が弱い、一度に保存できる容量が小さい
・何度も伝えていることをさも初めて聞いたかのように反応する
→忘れやすいからです。話の内容だけでなく話をした(あるいはされた)事実自体を忘れることもあります。
・容量が小さいので脳疲労で疲れやすい、「疲れた」が口癖

・敵か味方か、白か黒か、全か無かで判断する二者択一的思考である

・行間が読めない、暗黙の了解がわからない、真意を汲み取れない
・「地雷ワード」が多い
・物事を総括して理解できない
→「それとこれは同じ話でしょ」が伝わらない。
・物事を分けて考えることができない
→「それとこれは違う話でしょ」が伝わらない。
・例え話や比喩や仮定の話
が通じない
→例え話や仮定の話を本題と捉えてしまい、「なんで急にその話になったの(変わったの)?」と言うことがあります。
・冗談、嫌味、皮肉がわかりにくい
・雑談や世間話が苦手で重要性も感じない

・基本的に忘れやすいが、被害を受けたことについては異常に覚えている
→そして自分がしたことは忘れやすい。
・自分がされた時には激怒するが、同じことを相手にすることはOKで、同じことをしていることに気付けない
→自分の身内を否定されると激怒するが、自分が相手の身内を否定することはOKで、されたことと同じことをしていることに気付けない。

・「相手から見た自分」という視点がない、自分を外側から見た視点がない

・未来の見通しが立てづらい、逆算ができない
→お金の管理ができない等につながります。

・ルーティーン以外のことが起きるとパニックになる
・予定通りにいかないとパニックになったりイライラする
→旅行等は楽しむことが目的ではなく、予定通りに遂行することが目的となることが多いです。毎回同じ場所に行く、同じルートで行く、ということが多いです。新しい場所を好みません。

・一度敵とみなした人のことをずっと敵として見るようになる


・余裕がなくなると怒りっぽくなる
→結婚して一緒に住むようになったり、子どもができた後等気を回すことが増えた後に人が変わったかのように怒りっぽくなることがあります。

・責められたと感じたり、わからない質問をされると沈黙する

・嫁と姑の間に仲介役として入ってもらうと、収束どころか悪化する

→他人の意図を他人に伝えることが難しいからです。他人の意図を汲み取れない上に、忘れっぽさが絡んでしまい、仲介を頼んだ側からすると、「いったい何をどんな風に伝えたらこうなるの!?」と思うことが出てきます。嫁姑問題に限らず、誰かと誰かの間に入ってもらうことはなるべく避けた方が良いです。

・物事の意味を理解せずにパターンで覚えるので応用が利かない

→パターンで覚えるという傾向を活かしてパターンを増やしてあげることでカサンドラ症候群を軽減したり、脱してきた方が多くいます。
例えば、「私を傷つけるようなことをしてしまったらケーキを買ってきて」と言うと、決められたルールとしてインプットされ、素直に実行してくれることがあります。


・その時その場面では正しかったかもしれないが、他の場面では正しくないかもしれない、ということが理解できず、一度取り入れた習慣や成功体験をどんな場面でも行ってしまう。また、一度入ってしまった習慣を修正しづらい。
→「状況に応じて」が理解しづらいということと、そもそも「状況に応じて」という概念があまりないのが原因です。

・指示されたことの意味を考えずに行う
・一番最後(あるいは最初)に指示されたことだけ覚えていて最初(あるいは最後)の方の指示は忘れる
・マルチタスク(複数の作業を並行して行うこと)が苦手

・映画やドラマを一緒に見ている時に周囲の人が笑ったり泣いたりしてもなぜ笑ったり泣いたりしているのかがわからない
→表情から人の感情が読みづらかったり、一つ一つの描写の関連付けができない等の理由で「つまらない」と判断しがちです。
→映画やドラマの感想を言い合うと内容をよく理解していなかったことがわかります。

・複数人での会話が苦手

→会話についていけないケースが多いです。表情でついてこれていないことがわかると思います。また、話題が変わったことに気付かず、一人だけ既に終わった話で笑っていたりします。
・自分の興味のある話を一方的に話し続ける
→相手の反応を見ない(見れない)からです。

・相づちがない
→相づちには「自分はあなたの話を聞いています。安心して話を続けて良いですよ」という意味があることがわからない。自分が話を聞いていることを示さなくても相手はわかると思ってしまう。

・泣いていると怒ってくる

→「どうしたら良いのか」というパニックによって怒っていると考えられます。その場を立ち去ることもあります。

・悪気なく人を傷つけることを言う
→これは傷つける言葉だよ、と後で具体的に伝えてもピンと来ないことがあります。
→毒親に多いです。毒親による支配言葉はコチラ

・「状況による」「臨機応変に」「柔軟に」と言われると混乱する

・権威に弱い
→権威ある人の言うことや、自己啓発セミナー等で教わったことは無条件に信じ込みます。
→教わったことを「状況による」という概念なしに実行するため、身近な人は振り回されます。
・人を権威や地位で判断しがち
→きわめて大切な「人間性」という抽象的なものがわからないため、必然的に、目に見えるわかりやすいものだけが判断基準となります。

・力加減がわからない
→DVも「そこまでするか」と思うほど激しいものが多いです。

・子供に対して歳相応の対応ができない
→自分を基準にして年齢関係なく要求します。自分(大人)ができることは子供もできると判断してしまいます。自分と他人の境界線のあいまいさが原因です。

・一人でできる趣味や機械相手の趣味が多い、あるいは無趣味
→具体的にはパチンコやパチスロ等のギャンブル、ゲーム、釣り等。

・人の表情から相手の心情を読み取ることが難しい
・恋愛等で相手が嫌がっていても気付けない
→「自分が好き=相手も自分が好き」といった自他の区別のつかなさにより、ストーカー化につながります。曖昧な表現ではなくはっきり断らないとわかってもらえません。

・単語だけの返答が多い。一問一答となってしまい話が続かない
→反抗期の息子のような返答ですが、似ているだけでそのプロセスは違います。


・とっさに「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない
→誰もが自然にふと感謝したり謝る場面でも出てこない。こちらの悲しい残念な気持ちを言葉で伝えないとわからないからです。冷たいわけではありません。相手の立場・状況・感情を追体験できないことや、共感能力の欠如によるものです。

・マイルールを頑なに守る
・同じものばかり食べる、同じ服ばかり着る
→変化を嫌うからです。

・パートナーが風邪をひいているのにも関わらず、近くでタバコを吸う
→タバコの煙によって風邪(特にのど)が悪化しているにも関わらず吸い続けます。

・勝手に録画したものを消してしまう
→容量が少なくなってくると、自分の録画したものと家族が録画したもの関係なく消していく。消す前に報告・連絡・相談をしない。なぜこの番組が残っているのか(後で見るから残してあるんだな)、という想像をしません。

・プライバシーについてわかりづらい
→風呂(洗面所)、部屋をノックせずに入る。ノックしても反応を待たずに開けてしまうのでノックの意味がない。
・家のどこに誰がいるかについてわかりづらい
→ドアを開けて人がいることに驚いたり、まだ帰っていない人がいるのにドアガード(ドアチェーン、U字ロック)をかけて寝てしまったり、等が起こりやすい。

・話している時等に距離(顔)が近い。相手のパーソナルスペースに踏み込んでしまう
→パーソナルスペースとは、他人に近寄られると不快に感じる距離のことで、一般に女性より男性の方が広いです。

・布団で隠れている足を踏む。こたつで隠れている足を踏む
→相手の身体の向きを見ても足がどこにあるのか想像がつかない。そもそも考えない。
・寒い冬に庭やベランダに出る時に窓を閉めない
・暑い夏に冷房をつけている状況で庭やベランダに出るときに窓を閉めない

→家の中にいる人のことを考えられない。
・人(家族等)が寝ているにもかかわらず、通常運転である
→いつも通り、ドアをバタンバタン開閉したり、大きい音量でTVやスマホを見たり、電気をつけたりし、「起こさないように」という配慮が持てない。

・報告することなしに他の人も含めて部屋を極端に整理整頓する
→整理することは絶対に良いことと思い込んでいる。
自分が物を動かすことで他の人が混乱することがある可能性について想像がつかない。他の人が混乱するようであれば整理整頓とは言わないことがわからない。だいたいにおいて「良かれと思って」やっています。
・報告することなしに人の物を使う・勝手に捨てる
→自分のものと家族のものの区別がつきません。家族のものは自分のもの、という認識ですので、自分がいらないなと思えば家族のものも捨ててしまいます。逆に、自分のものは家族のものですので勝手に使ってもあまり怒りません。

・買い物や旅行等出かけた時に周囲を気にせず離れてしまう。歩くペースを合わせない。人混みでも気にせずにどんどん進む。
→いかにパートナーに自分の存在(どこにいるのか)を気にかけてもらっているのかがわからない。パートナーのおかげで離れ離れにならないで済んでいることに気が付かない。

・浮気(不倫)をしても罪悪感を感じない
・明らかにバレる嘘をつく
→自分がついた嘘の内容を忘れやすい上、嘘をついたこと自体も忘れやすいからです。また、誰がどの情報を持っていて誰がどの情報を持っていないかについても把握・記憶ができないため、辻褄がすぐに合わなくなります。浮気(不倫)等もバレやすいです。しかし決してパートナーをバカにしているわけではないのです。

・一度誰かに成功した口説き方と全く同じ方法で他の人を口説く
→浮気(不倫)が発覚した際、浮気(不倫)相手に対してのメールの文面やあげていたプレゼントを調べると、自分にしてくれていたやり方とまったく同じ、という事実が浮き彫りになることがあります。

・プレゼント等をあげる際に相手が欲しいものではなく自分があげたいものをあげる
→それで相手が喜んでくれない場合に怒る。自他の区別がついていないことが原因です。

・何か問題が起きて注意されて反省し理解してもまた同じことを繰り返す
→以前に理解したことと、次に起こしてしまった問題が同じ類のことであることがわからない。同じことを繰り返しているということが自分で気付けない。関連づけが難しいことが原因です。本人も苦しいと思います。

・以上のことが自分に当てはまることに気付けない

抽象的な例、具体的な例を書きましたが、総じて言えることは、
「自分のモノや感情と、他人のモノや感情の区別がつきにくい」
というところからきた行動となります。

他者視点がなく、物事を俯瞰的に見ることができません。
俯瞰的に見ることができていないことに気が付けません。

どこかで得た成功体験を何も考えずそのまま他の部分で実践します。
相手や状況によって過去の成功体験がそのまま当てはまるとは限らない、ということは考えません。

※自己愛性パーソナリティ障害と似ている部分(特に怒りという結果だけ見ると違いがわかりにくいです)もありますので一概にアスペルガー症候群の特徴とは言えません。
いずれにしましても、決めつけずに病院で診断してもらってください。

また、多くの場合、アダルトチルドレンの要素もございます。
アスペルガー症候群だけ、という方は少ないように感じます。
アダルトチルドレンの要素があると、
こちらが何か意見を言った際、「否定された」と捉え、怒り出す
ということが起き得ます。
「否定したわけじゃないのに…」ともどかしくなった経験がある方は多いのではないでしょうか。

また、 子ども視点で考えることができなかった、という点で、 毒親の多くが、実はアスペルガー症候群だった、ということもあります。

また、 「結婚前に気付けたら良かった」という方がいらっしゃいますが、多くの場合気が付けません。
気付けなかった自分を過度に責めることのないようお願いします。

「私にも(上記と)似たようなエピソードがあるけど、どれが近いかな」
と迷うようなことがございましたら、ご質問いただければと思います。
過去の様々な点と点が線になった時の安堵を感じていただけると幸いです。

共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です。

アスペルガー症候群やカサンドラ症候群の知識がつくことによって、新たに異なる辛さや悩みを抱えることもあります。

「あの時の言動(あるいは行動)は私のことを思っての言動(あるいは行動)じゃなかったんだ。単にルールやパターンとして出てきたものだったんだ。言われたことを理解しないままにただ言っていた(行動していた)だけだったんだ」
「気持ちの切り替えが早くてメンタルが強くて頼もしい、と思っていたことは、単に(出来事等を)忘れていただけだったんだ。(言われたこと等を)理解できていないだけだったんだ。共感力がないだけだったんだ」

等のように、知識がつくことでアスペルガー症候群側の過去の言動や行動の意味が、上に記載した特徴と結びつくことによってわかってしまう、ということが起きます。

これはこれで辛いですが、それが離婚や別居、あるいは再構築への決意を後押ししてくれるという面もあります。
また、相手は変わらないから自分が変わるしかないな、と良い意味で開き直れるという面もあります。

いずれにしましても、何も知識がなかった状態で振り回されていた苦しみよりは、知識がついたことで生まれる苦しみの方がまだマシだ、とおっしゃる方は多いです。
知識は多くて損はないということです。

上でアスペルガー症候群の特徴を箇条書きで並べましたが、お客様は意外とわかっていないことが多いです。
エピソードを聞かせていただいて「今の話はこれに当てはまるのですよ」と私がお伝えして初めて理解されることが多いです。
それを繰り返すことによって自分一人で気付くことができるようになります。
そのため、生活の中で感じた違和感のあるエピソードは何でも話していただければと思います。

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