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HOME | parent and child | 「反抗期」のやり直し、そして和解へ

子供への言動や行動を思い出してください(親御様に向けて)

もしもあなたの子どもが、どうも人生あまり上手くいっていない、そのように感じたならば、ひょっとしたら子どもが幼い頃にあなたが投げかけた言葉が何らかの影響を及ぼしているのかもしれません。

「私の育て方が悪かった」
「あなたはうちの子じゃない」
「言うこと聞かないなら出て行きなさい」
 
こんな言葉を本来反抗期であるべき時期の子どもに投げかけてしまった経験がある方もいると思います。
そんな自分の言葉に対して後悔している方もいるかと思います。
決して本意ではなかったと嘆いている方もいるかと思います。

そんな言葉に対してあなたの子どもはどんな反応を示したでしょうか。
反抗的な態度を示したでしょうか?
反抗的な態度を示したならば、子どもに感謝しなくてはいけないかもしれません。

子どもの方から境界線を引いてもらっていたということです。
それに対して裏切りととるか、健全な成長ととるかは親御様の器次第となります。

ご自身に反抗期がなかった親御様は、子どもの反抗に戸惑うことが多いですので、まずは自分自身の生育歴を見直す必要があるかもしれません。

いずれにしても、子どもがまったく反抗的な態度を示さずに「いい子」でいたならば要注意です。
親子関係の修復がかなり難しくなるからです。

「見守る」ということについて

過干渉系の親に多い特徴として、
「子どものために何かしてあげたい」と思った時に、「与える(してあげる)」ということしか考えられない、
というものがあります。

「与えれば良いとは限らない」ということがわかっていない人が多いです。
「見守る」という概念がない、と言い換えても良いかと思います。

「見守りましょう」と言われてもピンとこないですし、少なくともプラスの意味に捉えることができません。

「見守る」ということが、「何もしないこと」というマイナスな意味にしか捉えることができません。
結果として、「そんな自分が許せない」あるいは「何もしないことに罪悪感」、というような感情になるようです。

「そんな自分が許せない」あるいは「何もしないことに罪悪感」という感情が動機で行動することになりますが、これは結局、自分のために行動しているということになります。

親本人たちはこのことに自覚がなく、本気で「あなたのため」と思って行動していると思っています。
「あなたのためを思って」や「あなたのことが心配なのよ」という言葉にすり替えてしまっていることに無自覚なのです。

子どもはなんとなく「自分のため」にやってくれている気がしませんし、なんとなく不快な気持ちになります。
与えられているはずなのに奪われている感覚になるのです。

「見守る」という方法も身につけましょう。

完璧な親などいない

幼い頃の子どもにとって親とは「完璧で頼れる存在」です。
しかし子どもは成長するにつれ親のことを、
「完璧ではない一人の人間だ」
という認識に変わります。
 
学校や地域社会で様々な人と出会い、 いろいろな経験を積み重ねていくうちに 様々な価値観に出会います。

そこで自分の親に対して、
 
「自分の親って必ずしも正しいわけじゃないんだ」
「完璧じゃなかったんだ」
「洗脳されてたんだ」 
 
という感情が芽生えます。

そしてある種の「裏切られ感」が芽生えます。

言い方は悪いですがこのようにして「反抗期」が生まれます。
決して悪いことではありません。
健全な「成長」への道です。
他者との境界線を築く上で重要な時期となります。


しかしこの「反抗期」への対応を誤ると子どもが不健全になりやすくなります。

この時期に子どもの反抗に対して、親は逃げてはいけません。
きつい言葉を浴びせられるかもしれません。
でも逃げてはいけないのです。
受け止めてあげてください。
自分を超えさせてください。
 
「私も普通の一人の人間だ」ということを認めてあげてください。

ここで受け止めてあげることで、そして認めてあげることで、
大人になった時に必ず子どもは親への感謝の気持ちが芽生えます。

しかし冒頭に書いた言葉をぶつけたり逃げたりすると、
子どもはどこに感情をぶつ けて良いかわからなくなります。
寝る前に「今度はお母さん(お父さん)になんて言おう、どうしたら伝わるのだろうか」とぐるぐる考える習慣がつき、眠れなくなる子もいます。
大人になっても続き、不眠の原因にもなります。

やがて、

 
「どうせ親は自分の言うことなんて聞いてくれないんだ」
「感情を出しちゃいけないんだ」
 
という気持ちが信念になります。

この信念が他者との関係性にも影響し、
他者の言動行動に振り回されたり、不当な要求に従ってしまうことにつながります。


そして子どもは親に対して「諦め」の感情が芽生えます。
 
誰だって好きで争いごとをしようとは思いませんから、
 
親の言うことをとりあえず聞いてあげるか、
無視して自分の心を閉じ込めるなどして自分を押し殺すようになります。


その「諦め」が大人になった時に「恨み」に変わるわけです。

 
素直に認めよう

完璧な親でいないといけない、という気持ちが強過ぎると、子供に何か言われた際に素直に認められなくなります。
いくら子供が正しいことを言っていても、「自分は完璧でいないといけないから、子供が間違っていることにしないといけない」となってしまうからです。

結果として、「親に向かって生意気だ」等と言って、子供の意見を踏みにじることになってしまいます。
子供の意見をすべて「批判」「否定」等と受け取る親になってしまいます。

子供はやがてあなたに何も言わなくなるでしょう。
他の人間関係においても意見を言うことが怖くなるでしょう。
親の保身によって子供の人間関係を壊すことのないようにしましょう。

親であってもわからないことはありますし、子供の方がよく知っていることはあります。
それは当たり前にあることです。

親は完璧である必要はない、という気持ちでいることで、子供の言葉を素直に受け止めることができるようになるでしょう。

 

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「反抗期」のなかった「いい子」に恨まれることも

「反抗期」はいわゆる思春期頃に起こることが多いですが、
反抗されずに「うちの子はいい子だった」と感じているならば危険かもしれません。

 
なぜならば、反抗期のなかった子どもがそのまま成長すると、
自分の感情を押し殺すことが子どもにとって自然になり、
それをずっと続けていくうちに自分の感情がわからなくなってしまうからです。
 
自分が何を希望しているのか、
自分が何をしたくないのか、
自分の気持ち・思いに鈍感になるのです。
 
そうなると他人の言うことすることの言いなりになってしまいます。
結婚しても相手の思い通りに動くようになったり良いように使われたりします。
使われたりしてもそれに気づかないこともあります。
エスカレートすると、DVやモラハラを受けたり、浮気(不倫)をされたりととにかく舐められます。

やがて子どもはたくさんの不幸に見舞われるうちに親に対して「恨み」が生じます。
 
「あの時私の話を聞いてくれなかった。」
「あの時感情を吐き出させてくれなかった。」
 
「自分の不幸の原因を親に求めるなんて…」と思われるかもしれませんが、
あるべき時期になかった反抗期が遅めにやってきただけです。
むしろ喜ぶべきことです。

今までずっと「いい子」を演じていたわけです。
子どもに助けられてきたんですよ。

子どもは無意識で親が自分の反抗に耐えられるかどうか見ています。
父親、母親それぞれの心の安定さと、両親(夫婦間)の安定さを見ています。
反抗期を経験させてあげるためにはご自身の安定に目を向けてください。

感情面で親子が逆転していたのです。
親のだだ漏れた感情を子どもが受け止めていてくれたのです。
だから一見穏やかで問題のない家庭だったのです。

共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です。
最後のチャンスですよ

「いい子」は総じて相手の顔色を見て育っていましたから、
親が愛をもって叱ってくれているのか、
ただ単純に不機嫌で八つ当たりしてきているのか、
の区別はついているものです。

不満を感じていながらも押し殺して親に合わせてきたわけです。
「何を今更」と思うかもしれませんが、
子どもにとっては忘れられない大きな「恨み」「痛み」です。

しかし、これはまだ親子関係の修復への可能性が残っている段階です。
親子関係を修復することで、子どもは他の人間関係の問題をも修復できます。
子どもの頃にちゃんと「反抗期」を受け止めてあげられなかった失敗を取り返すチャンスを、またしても子どもから与えてもらっているのです。

今度は親が子どもに愛情を返してあげる時ですよ。
歳をとって、子どもも歳をとって、今更恥ずかしいしどのように向きあえば良いか分からないかもしれません。
親子の問題をどこに相談したら良いのだろう?
そんな方は一度ご相談ください。

あなたの勇気がきっと子どもを幸せにしますよ。

親子カウンセリングも行っています。
基本的には夫婦カウンセリングと同じような進め方となります。詳細はコチラ

 
親御さんにとってきつい内容になってしまいましたが、
短い期間でも親元を離れ一人暮らしをしたり、
あるいは結婚したりさらには子どもができたりすると親への感謝の気持ちは芽生えます。
 
ただ心の奥底には「恨み」「痛み」が残っているものです。

それが無意識のうちにパートナーからのDVやモラハラ、そして浮気(不倫)を生み出して離婚に至るなどして不幸の結果となるのです。
長い間抱えさせてしまった「恨み」「痛み」を取り除いてあげてください。
 
「恨み」「痛み」は幸せを生まないのです。

どう接して良いのか分からなければぜひご相談ください。


お金の話

最後に、お金の話をさせてください。

子どもが苦しんでいるのを見て反省される親御様も当然ながらいらっしゃいます。
その反省から、子どものカウンセリング料金を代わりに払ってあげる方がいらっしゃいます。

「せめてお金だけでも援助してあげたい」という気持ちはわかりますが、できればやめていただきたいと思います。

なぜなら、統計的に、親に料金を出してもらった方(本人が出していない方)は、

克服へのモチベーションを維持できなかったり、
自分の問題として考えなくなってしまい、
途中で断念される方が多い、
からです。

「どうせ自分のお金じゃないし…」という思いはどうしても出てきてしまいます。
諸事情があって親御様が出さざるを得ない状況であっても、必ず時間をかけてでも良いので子どもに返済を求めてください。

いずれにしましても、お金で愛情を与えることはできません。

また、分割払いも可能ですが、経験的に一括払いの方が克服は早いです。
例えば毎月1万円の分割払いですと、表現が難しいですが、毎月1万円分ずつ克服していく印象です。
その分時間がかかるということです。

以上のように、お金と克服にはいくらか関係があるように思います。

 

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親がご健在のうちに(お子様に向けて)

何か重大な決断をする時に、
ふと親の顔を思い浮かべてしまうことってありませんか?
 
夫婦で話し合って決めるべきことも、
親の意見を聞いて決めないとスッキリ前に進めないということはありませんか?
 
親の意見を聞かずに決めてしまうと罪悪感を感じてしまったり。
あるとすればもうすでに親に支配されていると考えて良いと思います。
 
極端な例ではありますが、
強力な支配下におかれている人ですと、
毎日着ていく服まで毎朝親に電話して決めてもらう方もいます。
決めてもらわないと罪悪感を感じてしまい、一日スッキリしないのです。

このような罪悪感を放っておき、日常茶飯事にしてしまうと、
仮に親が亡くなってしまった後にも引きずることになります。
 
ですので親がご健在のうちに改善していく必要があります。
亡くなってしまってからでは遅いのです。
断ち切る術がなくなってしまうからです。
 
親の支配や罪悪感は身体よりも長く生き続ける、それほど強力なものです。

また、前ページや次ページに毒親について詳しく書かれていますが、

毒親は、
①本当に子どもを愛せない親
②子どもを愛しているけど愛し方を間違えた親
のように2種類に分けられます。

カウンセリングを続けていく中で、
「自分の親は①だと思っていたけど実は②だった」と気付ける方がいらっしゃいます。
②だからといって決してすぐに許せるようになるわけではないですが、
「自分に対して愛がなかったわけじゃない、と親が健在のうちに知ることができて良かった」という声は多くあります。
親が亡くなってしまう前にこういったことに気が付けると恨みだけを持ったまま別れを迎えるということは減りますよね。
 
感謝できるように、許せるように、
とはもちろん言いませんが、少しでも恨みが消えるように一緒に解決していきましょう。

そんなお手伝いができればと思います。

親の価値観を手放す

自分を取り戻す方法の一つに親の価値観を手放すという方法があります。
親の価値観から生じる親の言動や行動の意味を一度自分で咀嚼してから飲み込んでみる。

正しいか正しくないのか、
善いのか悪いのか、
自分と同じ価値観かそうでないのか、

そんなことは一先ずおいて、親の価値観を自分の中で一旦壊してみましょう。
親の言動や行動をストレートに受け入れずに疑ってみましょう。

小さい頃はどうしても親が正しいことを言っているように見えますので、何も考えずに親の言ったことをダイレクトに受け入れてしまいます。
しかし私たちはもう大人です。
自分で考える力があるのです。
大人になった自分で改めて考えることが大事です。
正解不正解はありません。

自分の価値観の中で、親の価値観と似たようなもので経験的にこれは良い、ということがあったとしても、それが自分自身の考えから生まれたルールなのか、再検討してください。

何も考えずに受け入れたものではなく、自分の中から生まれたものであることに意味があります。
何も考えずにダイレクトに受け入れたことというのは、なかなか自分一人では思いつかないものです。

だからこそカウンセラーの存在が大事になります。

そして小さなことからで良いので、親の価値観にないものをやってみましょう。
行動に移してみましょう。
決断してみましょう。

反面教師にするということはそれはそれで囚われているということになりますが、最初のステップとしてはOKです。
やがて自分の価値観から生まれた行動に変わっていけばOKです。

こういったことを実践していき、
「親に制限されてきたことをやってみたけど何も悪いことは起こらなかった」
という成功体験を積んでいきます。
親も単に思いつきで言っていたり、そもそも言ったこと自体を忘れてしまっている場合もあります。
そんな発言に囚われていてはもったいないです。

こうして成功体験を積んで共依存やアダルトチルドレンの特徴を克服していくと、今度は親を観察した際にいろいろな粗が見えてくるようになります。
粗が見え始めてイライラすることも増えますが、それは自然な流れです。
心配はいりません。
むしろ「親が絶対だ」という思い込みが外れ、一人の人間として見ることができるようになってきたという証です。
つまり反抗期をやり直し始めているということになります。
そこで実際に親に反抗を表現するかしないかはご相談いただければと思います。

以上のこと(親の価値観にないものをやる)を行うためには親の価値観を再度知ることが必要です。
 
そういったものの積み重ねによって大きな決断も臆することなく自分で決断できるようになります。
自己肯定感が高まります。自信がつきます。
文字通り、自分を肯定し信じることができるようになります。
自分の気持ち・思いに気がつけるようになります。


自分がしてみたいことなのかしてみたくないことなのかは一先ずおいて、
もし親だったら何の根拠もない価値観によってやらないだろうな、
  
ということをやってみましょう。

親の価値観はどういうものなのか改めて考えてみたけどもわからない、
自分が親のどんな価値観に囚われているのかわからない、

そういったことは私との対話の中でわかるようになりますので、お気軽にご相談ください。

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このページの記事を書いた人

大村祐輔(オオムラユウスケ)
共依存で悩むあなたに「とことん付き合う」の精神で活動。あらゆるジャンルの学びから日常生活におけるささいな気付きまで、すべてをカウンセリングに活かす貪欲さを意識。機能不全家庭で育ち、大学時代に共依存を研究、銀行員を経て、不倫をされ離婚したことをきっかけに現在のカウンセラーの道へ。7年間で約1,500名、カウンセリング回数約10,000回の経験から得たものを還元できるよう尽力。現在は再婚し、子育てから多くのことを学ぶ日々、そして感謝。詳しいプロフィールはこちら

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