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HOME | parent and child | 母娘問題~毒親からの脱却~

母と娘は一心同体ではありません

近年親子の問題の中でも母と娘の問題が取り上げられることが多くなりました。
母娘問題としていますが、「母ー息子」「父ー娘」「父ー息子」の関係性にも当てはまることは多いと思いますのでタイトルに関係なく読んでいただければと思います。

 
母親と娘は同性ということもあり、母親にとって娘は息子よりも一心同体に近い感覚を持ち、そして期待や嫉妬もより強力になります。
それが誤ったやり方で表現されるために母娘問題が生まれます。
 
一心同体という思いによって、
母親の心の中に、
 
「娘は私の言うことをなんでも聞かなければならない、聞くに違いない」
 
という思い込みが生じます。
 
娘にとってはいい迷惑です。
自分と他者の分離ができていないということです。
ですので自分の考えを押しつけてしまっていることに気が付きません。


(ほとんど無意識で)
「あなたのために」という言葉や思いで支配します。
その一方で、嫉妬の嵐に苛まれます。
 
言葉では「あなたのため」と言って愛情(無条件の愛情ではない)を表現しつつ、顔は笑っておらずむしろ怒っているかのようで、感情と行動が一致していないことも多いです。
 
この言葉と表情(行動)の矛盾に娘は戸惑います。
娘にとってどちらがお母さんの本心なのかつかめないのです。
人は言葉よりも表情で相手の気持ちを読み取ろうとする習性があります。
そのため、矛盾の多い環境で育つと必要以上に相手の顔色を窺うようになります。

 
こういった、言葉と表情(行動)が一致しないことで相手を悩ませることをダブルバインドと言いますが、近年増えてきている統合失調症や自己愛性、境界性パーソナリティー障害の原因となっています。
 
男性にも増えてきているとはいえ、まだまだ女性に多いのはこの母と娘の関係の問題に起因しています。

ただし、最初にお伝えしておきたいことは、
この問題は母親だけに責任があるというわけではない、
ということです。
父親の責任もあります。
多くの場合、父親は仕事等で不在がちで子育て全般を妻である母親に完全に任せています。
そして、妻の精神的なケアを充分に行えていません。
むしろ、父親のそういった役割を娘にさせてしまっているということもあります。
やはり、子育てというものは父親と母親の共同作業なのです。

価値観の押しつけ

 一心同体という感覚を捨てなさい、
ということは難しいのかもしれませんが、
絶対に忘れてはいけないことは、
母親と娘はまったく違う人間だということです。
 
母親は娘に対し過度な期待をします。
自分ができなかったことを娘に代わりにしてもらいたい、
という気持ちです。

 
その一方で過度な嫉妬をするので、
あまりよくできた娘にもなってもらいたくない、
という気持ちも生まれます。

この嫉妬の気持ちは母親はなかなか自分では意識できないものですし、意識できていても認めたくない気持ちの一つです。
言葉では表されないことが多いので娘は何か違和感を持ち、不自由な気持ちになることがあります。

  
これも一種のダブルバインドで、娘は何をしても母親の求める正解に辿り着くことができません。
頑張らなければいけないし、頑張り過ぎてもいけない。
いろいろな葛藤が生じてしまいます。

 
母親は自分が思う理想の女性像に娘を近づかせるために一生懸命(間違った)努力をします。
つまり自分の価値観を押しつけます。
娘の気持ちはどこにもありません。
 
理想の女性像といっても、
これは一般的に言われているようなものではなく、
母親の思う理想の女性像なのです。
 
自分に軸がなく周囲の目(世間体)を気にするような母親ですと、
ますますエスカレートし、
「普通は~」「~は常識だ」
のような言葉を使いたがります。
 
これも結局は母親の個人的な「普通」あるいは「常識」なのです
 
娘側からすると、この点に気がついて真に受けないことが母娘問題の改善の第一歩です。
 

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毒親チェックリスト

「あなたのために」を代表とする支配言葉を親子間の「共依存」のページに掲載しましたが、
共通する点は子どもに対する共感性の欠如です。

また、
自分は親であり重要な人物であるという誇大な感覚、

であったり、
自分が期待すれば子どもが自動的に従うことが当然である、

といったように、モラハラ加害者や自己愛性パーソナリティ障害の特徴に類似している部分もあります。

自分は特別な人間だという感覚と共感性の欠如により、
子どもの気持ちと自分の気持ちは同じだと考えてしまいます。
子どもの欲求や感情に気付こうともしません。
子どもを同じ人間として、同等の立場として見ていません。

<毒親チェックリスト>
あなたの母親に以下のような特徴があれば要注意です。
チェックマークのアイコンです。

また、親になった方は自分も母親と同じことをしていないかのチェックに使っていただければと思います。

☑1.情緒不安定だった

☑2.理解・共感がなく否定ばかりだった

☑3.感情(特に怒りや悲しみ)を感じることや表現することを禁止された(にもかかわらず、親の感情はダダ漏れだった)。

☑4.過保護・過干渉で「あなたのために」が「自分のために」だった


☑5.あなたに無関心だった

☑6.身体的・精神的・性的なDVあるいは暴言があった

☑7.意見を「口答え」とされた

☑8.条件付きの愛情(愛し方)だった

☑9.期待や要求水準が異常に高かった


☑10.あなたへの競争意識や嫉妬心が強く、負けず嫌いの度が過ぎていた

☑11.自分の価値観に疑問を持たず(客観視できず)、押し付けられた

☑12.話をしていると自分の話にすり替えられた

☑13.他の家族の悪口や愚痴を聞かされてカウンセラーのようにさせられた(親子の立場を逆転させられた)

☑14.両親のケンカを目撃させられた、仲介役にさせられた

☑15.言動や行動に一貫性がなく混乱させられた

☑16.自分の他者からの評価が良いものになる時だけ援助してくれた

☑17.あなたの大きな出来事(結婚、離婚、病気、受験、独立、出世等)を自分自身の評価をあげることに利用した

☑18.あなたが本来自分で決めるべきことを(相談なくもしくは誘導して)決めてしまった

☑19.自分にはどうにもできないことが起きた時、あなたや周囲の人に押しつけ他責的行動をとったり、無視したり、逃げた

☑20.あなたが思い通りに動かないと「縁を切る」等と言って脅された。激しく悲しむことで罪悪感を植え付けられた。慰めることや追いかけてくれることを(時には無言で)要求させられた

☑21.あなたが付き合う恋人や友人が少しでも気に入らないと否定された

☑22.以上のことについての自覚がない

☑23.以上のことについて認めない

☑24.以上のことについて忘れている

☑25.以上のことについて指摘されても謝らない、もしくは謝っても的外れで謝るべきことを理解していない

☑26.以上のことについて指摘されると自己弁護や言い訳をする

一言で表現するなら、カウンセラーとは真逆の人、でしょうか。

この中でも注目していただきたいのは、22~26となります。
22~26のうち一つでも当てはまれば、改善への期待は捨てることが賢明です。

22の「以上のことについて自覚がない」というのは、
自分の言動や行動がどのようにそしてどのくらい子どもに影響を及ぼすのかを考えたことがない人です。
子どもから見た自分を想像したことがない人です。
この視点はなかなかすぐに身につけられるものではありません。

23の「以上のことについて忘れている」は、
いじめる側は忘れるが、いじめられた側はよく覚えているという現象にも似ています。
育児ストレス等で記憶が飛ぶ(解離等)ことはありますが、それは仕方ないかもしれません。
酷いのは「記憶が飛んでいた可能性がある」ことを認められない人や、「そんなこと(以上1~21のこと)絶対になかった!」等と言い切ってしまう人です。

24は「以上のことについて認めない」とありますが、
「一部でも認める」という人は少なく、一切認めない人が多いです。
白黒思考も関係しています。
毒親かそうでないかは子どもが決めることであり、本人が決めることではありません。
毒親と言われてしまう理由があるわけで(理由がないなら言われないわけで)、それを1ミリも認められないというのは、その「1ミリも認められない」ということそれ自体に毒親になる素養が含まれていて、「私は毒親です」と自ら認めているようなものなのですが、当然ですがそれに気が付きません。
自分を客観視できませんし、「認めたら負けだ」あるいは「認めたら自分を全否定することになる」と思い込んでいるから、等という理由があります。
毒親に苦しんできた人というのは、真面目で誠実な人が多く、真面目で誠実だからこそ苦しんできたと言えますが、そんな真面目で誠実な人が「毒親だ」と言っているのであればそこに大きな嘘がある可能性は少なく、まして嘘をつくメリットがないので、大方「親が毒親だ」というのは当たっていると言えます。

25の「以上のことについて指摘されても謝らない、もしくは謝っても的外れで謝るべきことを理解していない」についてですが、
口先だけの謝罪の人もいれば、土下座等をして本当に気持ちが入った「ごめんなさい」を言う人もいますが、いずれにしても大抵の場合謝っている内容や理由が的はずれであることが多いです。
子どもの言っている意味を自分の都合の良いように解釈する人もいれば、単純に読解力や理解力がない人もいます。
理解のない謝罪は何の意味もありません。
まして「謝罪したんだからもう良いだろう」と開き直られては困ります。
子どもの言っている意味がわからないあるいは理解しようとしてくれなかったために苦しめられてきたのに、謝罪時においても理解していないとなると失望しますよね。

26の「以上のことについて指摘されると自己弁護や言い訳をする」ですが、
何か一言言わずにはいられない弱さがあります。
自己弁護や言い訳の前に適切な謝罪があったとしても、その後の自己弁護や言い訳によって謝罪が帳消しかそれ以下になることがわからない人です。

22~26のどれかに当てはまれば、それ自体が「毒親になる素養」です。
1~21の土台になる根本的なものなので改善は厳しいです。

生育歴によって毒親化したのではないこともございます。
発達障害(ASD自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群、ADHD注意欠陥多動性障害等)によって毒親と同じような言動行動をすることもございます。
毒親本人が発達障害ではなくても、その配偶者が発達障害であることでカサンドラ症候群になり、うつ病や自律神経失調症になることで子どもに対して余裕をもって向き合えなかった結果として毒親になってしまうということもございます。
ですので、毒親本人のことだけでなく、毒親の配偶者(毒親が母親なら父親、父親なら母親)の関わり等も見ていく必要があります。    
 
共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です。
ジャイアンに学ぶ
ドラえもんのジャイアンを思い出していただけるとわかりやすいかと思います。
(ただし映画版ジャイアンは共感性が高くキャラクターが変わるので除く)

「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」
まさにこのジャイアンの名言です。
(本当はこの名言には秘話があり、単なるいじめっこの発言ではないらしいです。わ かりやすさという意味で使わせていただきました。 ご了承ください

モノだけでなく、毒親の場合は感情をも自分のものにしてしまいます。

「子どもの気持ちは私の気持ち、私の気持ちも私の気持ち」
というように。

親が病的である、ということに気が付くことが大切です。
幼い頃にはなかなか気が付きにくいです。
特に一人っ子は気が付きにくく、親とはこういうものだ、と思ってしまいがちです。

一人でもきょうだいがいればそれだけ親の理不尽さや病的な点に気が付く可能性が高まります。
何か理不尽なことがあった時に片方が気が付けます。

親の影響を一番受けやすいのが第一子かつ女の子、つまり長女ですが、
なぜ長女が受けやすいのかはこれまで述べたことから理解いただけるかと思います。

第二子、第三子が長女程影響を受けなくて済むのは、
長女が親から受けている理不尽さを比較的年齢の小さいうちに目撃できるからです。

できるだけ早く親の理不尽さに気が付くことが大切です。

娘ばかりが苦しんでいる現状

母娘問題において気になる点が2点あります。
 
それは、

①娘側は「母親のことを不健全な人だ」と非難する一方で、ちゃんと「自分にも責任があるのではないか」と考えている方が多いこと、
です。

ちゃんと自分が変わる必要があるということにも焦点が向いています。
むしろ罪悪感を持ち過ぎていると思われる方もいます。


そしてもう一つ、
②母親側は「なぜ私はあんなに一生懸命育てたのに非難されなくてはいけないのか、むしろ感謝されるべきだ」と思っている方が多いこと、
です。

自分が変わる必要があるということに焦点が向きません。

実際に、母娘問題の相談のほとんどが娘さんからの相談である、という現状です。
 
母親はネットや書籍で娘との問題で何がいけなかったのか、そして今後どう接していけば良いのか、について調べることはしますが、結局曖昧なままで何か行動を起こすところまではいかないのが現状です。
 
こうして娘さんからのご相談を度々受けるわけですが、
「経済的なサポートをしてくれたからお母さんを悪く言ってはいけないのではないか」
という罪悪感に苛まれている方が多いです。

そんな時、

「物理的経済的な面(衣食住の世話等)でのサポートに対しての感謝と、母親から受けたコントロール(あるいは精神的虐待)は分けて考えてください。まったくの別物です」
と言います。

物理的経済的な面で何不自由なくしてくれたからといって、精神的な面で支配されてきたことについて母親に怒ってはいけないということはない、
ということです。

逆に親側の視点で言うと、
物理的経済的な面で何不自由なくしたからと言って、娘を精神的な面で支配して良いことにはならない、
ということです。

「こんなにあなたにお金をかけたのに…」
という言葉で支配する親がいますが、
そういったことはある程度想定して子どもを望んだのではないでしょうか。
子どもが物理的経済的な面で親に依存せざるを得ないのは当然です。
それを武器にして子どもを支配するのは卑怯です。
お金をかけたから子どもは親の望み通りに生きないといけないのでしょうか。
子どもは所有物ではありませんからね。

共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です。
親を脅す子どもたち

一方で、親への復讐に人生を費やしてしまう方もいます。

子ども時代の精神的な支配や虐待を理由にして、大人になっても親に金銭を要求したり、働かない理由にしている方もごくまれにいる、
ということです。

精神的な面での支配や虐待があったからと言って、経済的な援助は当然だとするのもそれはそれで問題です。
ここは上に記載したことと同じように分けて考えないといけません。

本気で苦しんで、それでも自立に向けて頑張っている人にとても失礼です。
もちろん、うつ病であったり、その他様々な精神疾患によって働くことができない、といった方は仕方ないです。

ただし、親への復讐のために、一生懸命病気について勉強し、「私はこの病気だ」と診断されるために病院に行っている方もいるのは事実です。
目的がおかしいのです。
外から見ていると、親への復讐なのかそうでないのかはわかるものです。
私はこういった方を救うために活動しているわけではないのです。

復讐をする人が幸せになれない、というのは経験的(様々な事件等を見て)に理解できるかと思います。
無意識(潜在意識)が「親のせいで自分は不幸である」ということを証明するように働いてしまいます。
つまり、「親に罪悪感を持ってもらうには自分は不幸でいる必要があり、幸せになってはいけない」というように働くわけです。
復讐心があることで不幸になることを達成してしまう、ということになります。
それだけ「恨み」や「憎しみ」という感情は恐ろしいのです。

 
また、人生の様々な場面での決断の時(受験、就職、結婚等)、

「○○高校の方が良いんじゃない?」
「○○大学はあなたには無理」
「本当にその会社で良いの?」
「○○さんとの結婚は止めときなさい」

等々言われた方もいるかと思います。

自分の夢を、自分の進みたい道をその一言で断念された方も多いかと思います。

後悔しても「結局は自分で決めたことだから…」と我慢してきてはいませんか?

母親は「(娘が)自分で選択した」と思わせることで自分の罪悪感を消すことができます。

娘は散々コントロールされてきたために親に誘導されてきたとは思いたくない、つまり自分で選択したんだと思いたい、
そういった娘の気持ちを利用しているのです。

母親は娘が後悔していることを知っても、知らんぷりすることができますし、いくらでも言い逃れができます。

母親の無責任な言葉は捨てて、自分の人生を生きて良いのですよ。
母親の見ているものとあなたが見ているものは全く別なのです。
まったくの別人なのです。
生きている時代も違います。

自分の見ているものを信じてください。
今からでも遅くありません。

母親の言葉に囚われずに自分の好きなことをして良いのですよ。

自分ばかりが苦しむ必要はないのです。

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母親への怒りはどうしたら良い?許した方が良い?

私は母親に怒りをもつことや許せないということに罪悪感を抱いていないお客様に出会ったことがありません。
 
ご相談を受けて頻繁にご質問いただくことは、
 
「母親への怒りは捨てた方が良いのでしょうか?」
「育ててくれた母親に向かって怒りを持って良いのでしょうか?」
「母親に感謝できない自分はダメですよね?異常ですよね?」
「母親が嫌いです…ストレスです。そんな風に思うのは私がおかしいんですよね?」
 
という質問です。

ほとんどのケースで母親から以下のようなことを言われた経験があります。
 
「誰に向かってそんな口きいているのよ!」
「あなたは私がいなければ生まれてこなかったのよ!」
「私がいなきゃあなたは何もできないのよ!」
 
というような。
 
罪悪感を抱かせて常に娘よりも上の立場でいられるようにするための言葉です。
 
こんなことを言われては、娘は自分の意見を、そして感情を出すことはできません。
こんな風に心を殺されてしまって怒りを持たない方がおかしいと思いませんか?
ですから、怒りは持って良いですし、許さなくても良いです。
母親には感謝しなくてはいけないなんて法律はありません。

今現在の生きづらさを一旦は「母親のせい」にしてしまうことは私はありだと思っています。

もちろんいつまでも「母親のせいにし続けなさい」と言っているわけではありません。
「親のせいで自分は良い人生を歩めない」と思うことは自分の無力さを認めてしまうということになるからです。
ただ最初から自分の怒りを認めずに蓋をしてしまうのは良くないということです。

抑圧したものは恨みや憎しみに変換されてしまいます。

ここで注意点ですが、
こうした親への怒りは、毒親と呼ばれるような親がいるということを知らない人や親に苦しめられてきた経験のない人には話さない方が良いです。

夫婦間でのモラハラにも言えることですが、周囲の人は加害者の良いところしか見えていません。
二次被害に遭います。
「親なんてそんなものだよ」「あなたがまだ子供なのよ」「子供を持てば親の気持ちがわかるよ」等と言われ、余計に傷つけられます。
健全な母親をもった人には、毒親というものが理解ができません。
 
つまり、モラハラの被害者と同様に、毒親に育てられた娘は孤独なのです。
誰にもわかってもらえないという孤独です。
 
特に幼少期というのは、家庭がすべてと言って良い状況なので、誰も助けてくれる人がいません。
そんな子ども時代を経て、ずっと孤独でいた人が母親への怒りを簡単に捨てられるはずがありません。
許せるわけがありません。
 
周囲の人が気付かないために、
「本当はそんなひどい仕打ちを受けていたわけではないのではないか」
と思ってしまう程です。
 
怒りは持って当然なのです。
決して娘のせいではないのです。
 
怒りを消し去ることは心の安寧にはつながりません。
ただし、毒親との植え付けられた関係性を断ち切る必要はあります。

共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です。
「憎んで良い」とは言ってない

最後に念のため注意点を。

「許さなくて良い」とは言っていますが、「憎んで良い」とは言っていないことをここに記しておきたいと思います。

恨みや憎しみ(自分を蝕む悪しき感情です)という感情はその時点から自身の時間を止めます。
いつまでも過去に囚われ、過去に生き続けることになります。
脳の機能を低下させ、IQが下がるとも言われています。
つまり、恨みや憎しみから生まれた行動は、自分で自分の人生を崩壊する方向に進んでしまう、ということになります。
実際に崩壊してしまった方を何人も見ています。


ですから、ひとまず恨みや憎しみは横に置いて、自分の幸せにフォーカスしましょう(このプロセスにおいては特にカウンセラーを必要とするところかと思います)
恨みや憎しみを消すことなく横に置いておくことと、自分の幸せに向かうことは両立できます。
そして自分が幸せになれば、横に置いておいた恨みや憎しみは自然と消えます。
納得できるものではないかもしれませんが、囚われから抜け出した方の大部分はこの流れとなります。

感情というものは自然と出てくるものですので、止めることは難しいですが、(前パートに記載していますが)最低でも復讐という行動にうつすことはやめた方が良いです。

離れることも時には必要

母親が娘のためにと思ってやっていたことが、実は自分の思い通りに支配するためだった、という自覚を持たない限り、母娘問題を改善しようとすることで余計に悪化するケースはよくあります。
 
改善と言いつつも、支配という考え方の根っこの部分が変わっていないので、結局同じことを繰り返すだけだからです。
苦しんでいる娘により追い打ちをかけるだけになるからです。
 
気が付かない間は距離をおくことも時には必要です。
いろいろな事情で難しい方もいると思いますが、母親から物理的に離れることは大事です。
価値観から離れることです。


同じ屋根の下で暮らしていると、
どうしても否定的な言葉を投げかけられたり、
自分の可能性を狭めさせられる言葉を投げかけられたり、
そういった機会は当然増えます。
 
耳を塞いでいても顔を合わせればいろんなことを思い出してしまいます。
「あなたは何をやってもダメね」
「あなたには無理だから止めたほうが良いわよ」
といった言葉が蘇ってしまいます。
 
何か決断する際に親からの許可を必要としてしまう習性を強化してしまう環境から離れましょう。
自己肯定感を下げられてしまう環境から離れましょう。
 
離れるといっても「縁を切る」「一生連絡は取らない」ということだけではありません。
「一定期間離れる」でも良いのです。
 
娘は母親に期待することは止めて自立しましょう。
母親が変わらないと自分は良い人生を歩めないという囚われから抜け出しましょう。

母親は娘を、娘は母親を、一人の人間なんだと尊重する(認識する)ことから始めましょう。

娘はどこかで母親に期待してしまっているのです。
無条件の愛情を。
 
結局はお互いに依存しているわけです。
お互いに自立することが不可欠です。 

良い意味で諦める、ということ

母親が娘に対して踏み込んで来るために、娘側も母親との分離ができにくくなります。
「別人とは思えない」ということに苦しんでいる方が多いように感じます。
そのために罪悪感を抱いてしまいます。

ではどうしたら別人だと切り離して考えることができるのでしょうか。

あくまでも一つの方法ですが、
母親がなぜ毒親的特徴をもつようになったのか、
母親の育った環境や背景を知ることが近道ではないでしょうか。

母親にもあなたが生まれるまでの生育歴があるわけです。
それをあたかも他人のように調べてみることで毒親にならざるを得なかった事情が見えてくるかもしれません。

決して母親に同情しなさいと言っているわけではありません。
淡々と他人のように見るようにしてください。

母親にさりげなく聞くことができたら良いですし(ただし、きっと被害者意識をもって話すでしょう)、
祖父母や親戚や友人に聞くことも良いでしょう。
聞くことなく自力で調べてみることも良いでしょう(客観的ですし)。
同時に時代背景も調べてみると良いと思います。

上記の母親への怒りは捨てる必要はない、許すこともない、
ということにも関係してきますが、
許すことまではできなくても良い意味での諦めを得る一つの方法にはならないでしょうか。
自分を楽にさせる一つの方法なのではないかと思います。

共依存克服・夫婦問題カウンセラーの大村祐輔の似顔絵です
いつまでも被害者でい続けますか?

毒親について書いてきましたが、親からのご相談も少しずつ増えてきました。
(子どもの側からのご相談が多いのは変わりませんが)

子どもに毒親と言われて改善しようと思った方、
自分も親の毒を受け継いで毒親なのではないかと心配な方、
毒親であると自覚して子どもと今後どう接して良いか知りたいという方、
様々いらっしゃいます。

上にも書いたように、なかなか本質的なものの理解ができていなかったり、完全に改善したとは言えない方が多いですが、少しだけですが、一部だけですが、改善している方もいます。

そんな方を見ていると思うことがあります。

それは親の変わった部分を見ようとしない子どものことです。
親が毒親である限り、自分は被害者でいることができます。
変わりたいと言いつつも、(無意識下で)被害者でいることにどこか安心しているような。

親が変わったことを認めてしまうと、築き上げてきた「親=毒親=加害者」「自分=被害者」という図式を崩壊させてしまいます。
その図式を崩壊させないために、親の変化を認めない、見ようとしない、という方がいらっしゃる、ということです。

また、自分が変われないから親も変われないだろうと思い込んでいる子どももいます。

いつまでも被害者でい続けますか?
(この「いつまでも」という言葉が見えない方は被害者意識がとても強い方です。当然被害者から抜け出すにあたっては段階があります。いきなり被害者をやめなさいとは言っていないということです。その段階を一段一段のぼるサポートをするのがカウンセラーの役目ですからね)


毒親といっても、毒の程度は人によって違いますし、苦しみや痛みの感じ方はそれぞれ違います。
そのため、すべての方がそうだとは言えませんし、ほとんどの方はそうではないと思います。

私と一緒に毒親の支配から抜け出してきたお客様に聞くと、
「自分にもそういう部分があったかもしれない。もっと早く知っていればもっと早く被害者をやめられたかもしれない」
という声が多くありました。

あなたにも通じることがあるかもしれない、そう思って最後に勇気を出して記載してみました。

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