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その他共依存に関連するもの

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愛着障害とは

●愛着障害とは
 愛着障害とは、その名の通り、
“幼少期の愛着形成に何らかの問題を抱えている状態”
をいいます。

愛着(=アタッチメント)とは、
「特定の人(母親等の養育者)との間の情緒的なきずな」
を表す言葉です。

幼少期(特に生後3ヵ月~1歳半)、すなわち「愛着の形成期」に、この愛着が何らかのかたちでうまく形成されず、そのまま何の対処もせずに大人になってしまうと、情緒面や人間関係の面で支障をきたすことになります。

具体的には、幼少期に、
・両親からの虐待やネグレクト(無関心、無視)、
・両親の離婚や死別、
・両親からの支配(モラハラ、価値観の押し付け)、
・きょうだい間の差別や比較、
・両親からの条件付きの愛情等による歪んだ愛情、
等があると、愛着形成に問題を抱えやすくなります。

当然自己肯定感が育まれるはずはなく、いわゆる「生きづらさ」を抱えて生きることになってしまうのです。

自ずとアダルトチルドレンの特徴を持つこととなり、恋愛依存や共依存、モラハラ(加害者にも被害者にもなりうる)等にも関係していきます。

これらの根幹をなすのが、愛着障害なのです。  


●大人の愛着障害~愛着スタイルの分類・特徴~

次に、愛着障害による、愛着スタイルの分類や特徴を見ていきます。
愛着スタイルには、「安定型」「不安型」「回避型」「恐れ・回避型」があります。

幼少期の親との関係によって、どの愛着スタイルになるかが大きく変わっていきます。
この愛着スタイルがどの型かによって、人間関係においてどんな関係性を求めるか、どんな関係性を快適と思うか、が変わってきます。

この愛着スタイルの特徴は、特に恋愛面で色濃く表れます。
自分の愛着スタイルを知っておくことはとても大切です。

  <安定型の特徴>
・対人関係において大きな問題が起きることがほとんどなく、何か問題が起きそうになっても、自分の気持ちを主張でき、かつ相手の気持ちを受け入れることができます。
→基本的に人を肯定的に捉えることができ、信じることができるからです。

・困った時には、人に助けを求めることができますし、困った人を見かけた時には人を助けることもできます。
→それは言うまでもなく、親から十分に愛された、受け入れてもらえた、という基本的安心感によるものであり、それが他者に対しての安心感につながり、人に愛を与え、愛を受け取ることができるのです。

・捉え方に歪みがなく、他者を肯定的に捉えるため、当然他者からも肯定的に捉えてもらえるようになり、人間関係においていつも良い循環を作ることができます。

  <不安定型-不安型の特徴>
・常に不安感を持ち、自信を持って人と接することができません。
→そのため、常に消極的かつ受動的で、相手に合わせるということが基本姿勢となります。

・相手の顔色を極端にうかがい、常に嫌われないようにすることを優先します。

・自己肯定感が低く、自分は嫌われる存在だと思っているため、相手の一挙一動をすべて否定的に捉える傾向にあります。

・恋愛においても、「相手がいないと生きていけない」というくらい依存的となり、少しでも相手からの愛情が薄れると不安になり、相手に迷惑をかけるほど連絡をしたり、試し行動をしたりします。  

<不安定型-回避型の特徴>
・基本的に人を信頼していないため、人と親密になることを避けようとします。
→そのため、すべての人間関係が浅い関係性となります。

・「人と親密になってもどうせ人は自分から離れていくのだろう」と思っているため、離れられてしまって傷つくことを避ける行動をとります。
→したがって、最初から親密にならないようにする、という選択をします。

・親密になることを避けるため、なるべく人に関心を示さず、自己開示もしないようにします。
→そのため、周りの人からするととても分厚い壁を感じ、近付かないようにします。

  <不安定型-恐れ・回避型>
・不安定型の不安型と回避型の両方の特徴を持ちます。

《参考文献・引用》
『愛着障害-子ども時代を引きずる人々-』
岡田尊司 著 2011 光文社新書


インナーチャイルドを癒す

機能不全家族で育った人はインナーチャイルドが傷ついています。

インナーチャイルドとは、
「内なる子ども」
と一般的に言われています。

誰しもが身体は大人になっても、心の中には幼少期の心が残っています。

インナーチャイルドが傷ついていると、
実年齢にそぐわない幼い子どもの頃の心が現れやすくなります。
子どもの頃に満たされなかった心は大人になっても引き継いでいくものだからなんですね。

どんなにお金や物、地位や名声を得ても、
満たされない人がいるのはインナーチャイルドの傷つきが原因です。
自分でも気がついていないことがあります。

「あんなに自立した財力もあり地位もあり器の大きい優しいご主人(奥さん)がいるのにどうしてあの人はいつも満たされないのだろう…」

と周囲の人が思っても本人だけがそのありがたさに気がついていないことも多くあります。

どんなに外側から傷ついた心を埋め合わせても、すぐにカラになってしまうんですね。

幼少期の心と改めてしっかり向き合うことが癒しの一歩です。

抽象的な表現になってしまいますが、
外側から満たすのではなく、内側(自分)から満たすことができるようにしましょう。

インナーチャイルドを癒すことが共依存関係になることを防ぐことにもつながるんですよ。

共同作業で癒していきましょうね。

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認知のゆがみについて

認知のゆがみとは、「物事の捉え方」にゆがみ・偏りがあることを指します。

同じ事実・同じ体験があったとしても、人によって捉え方は違います。
すべての人がまったく同じように捉えるというようなことはあり得ません。
その中でも特に、極端にマイナスにネガティブに捉えることを認知のゆがみと言います。

この認知のゆがみには、大きく10パターンあると言われています。

1.白黒思考(全か無か思考)

完璧でなければ意味がないと捉えてしまう

2.一般化のしすぎ(過度の一般化)
たった一つの良くない出来事ですべてを判断してしまう

3.心のフィルター

たった一つの良くないことにこだわって、そればかり考え、現実を見る目が暗くなる

4.マイナス化思考
すべてを悪い出来事、悪い評価にすり替える

5.結論の飛躍

根拠もないのに悲観的な結論を出してしまう
①心の読みすぎ:ある人があなたに悪く反応したと早合点してしまう
②先読みの誤り:事態は確実に悪くなる、と決めつけてしまう

6.拡大解釈と過小評価

自分の失敗を過大に考え、長所を過小評価する 逆に他人の成功を過大に評価し、他人の欠点を見逃す

7.感情的決めつけ
理性でなく、感情で判断する
自分の憂鬱な感情は現実をリアルに反映している、と考える
「これだけ憂鬱なんだから、楽しいことはもう二度とない」

8.すべき思考
自分や他人の行動に「~すべき」というルールを課す
自分に過度のプレッシャーをかけ追い込む
他人の些細な行動が気になり怒りに悩まされる

9.レッテル貼り(極端な形の「一般化のしすぎ」)
ミスをした時に、どうミスをしたか考えずに「自分はダメ人間」としてしまう 他人がミスをした時に、「役立たず」と決めつけてしまう

10.個人化

何か良くないことが起こった時、自分に責任がないような場合にも自分のせいにしてしまう
 
の以上です。

これらはカウンセリングを通して改善されます。

カウンセリングの中で、

いかに自分は過去の習慣で物事を捉えているのか、
自分はどのパターンに陥りやすいのか、

ということを確認し、自覚していきます。
それがスタートとなります。

 
このページの記事を書いた人
大村祐輔(オオムラユウスケ)
共依存で悩むあなたに「とことん付き合う」の精神で活動。あらゆるジャンルの学びから日常生活におけるささいな気付きまで、すべてをカウンセリングに活かす貪欲さを意識。 機能不全家庭で育ち、大学時代に共依存を研究、銀行員を経て、不倫をされ離婚したことをきっかけに現在のカウンセラーの道へ。7年間で約1,500名、カウンセリング回数約10,000回の経験から得たものを還元できるよう尽力。現在は再婚し、子育てから多くのことを学ぶ日々、そして感謝。詳しいプロフィールはこちら

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